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【認定看護師の仕事】認知症看護師について

認知症看護師とは?

日本は今、高齢化社会です。また急激な高齢化にともない、お年寄りの認知症患者が増えて来ました。認知症にもさまざまな症状があります。徘徊や暴力、暴言、不潔行為など一般の方ではたとえ家族と言えども対応が困難であることが現状です。

認知症は、根治する病気ではありません。また、認知症の治療のために入院するという患者さんはほとんどいません。どの患者さんも、何か別の病気で入院されていて、認知症を発症していたまたは入院中に発症したというケースがほとんどです。このような患者さんを看護する看護師の中には、ストレスを抱えてしまって仕事ができなくなってしまうこともありますし、患者さんの生活レベルを落としてしまうことにもなりかねません。

認知症の患者さんには、適切な対応で症状の緩和が期待できることが知られていますが、それには熟練を要し、増え続ける認知症患者に対して、看護や介護の現場では必要なスキルを身に着けた人材がほとんどいません。このような現状の中、熟練した看護の実践とともに人材育成を行い、認知症ケアの質の向上において大きな役割を担うのが認知症看護師なのです。

認知症看護師としての働き方と求人

認知症看護師は、高齢者施設だけでなく一般病棟でももちろん需要があります。大きな病院でも、認知症専門病棟というようなものはほとんどありませんので、一般病棟で看護することになります。

認知症看護師として仕事をしたいという方は、まずは資格を取得し、その後今お勤めの病院で認知症看護師として勤務できるかどうか、この資格保持者の必要性があるかを確認しましょう。もし需要が無い場合は、認知症認定看護師資格を保持している看護師を募集している病院に転職する必要があります。

求人の見つけ方はさまざまですが、看護師専用の転職サイト等に登録しておけば、認定看護師を求めている病院の採用情報を知ることができますので、登録しておくことをおススメします。

認知症看護師資格を取るにはどうすればいいの?

認知症看護師として従事するには、認知症認定看護師資格を取得する必要があります。認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築・行動心理症状の緩和・予防を行うための資格です。

認知症看護師資格は、認定資格です。この資格を取得するには看護師資格を持っていることが条件です。認定資格によって、試験を受けることができるまでの期間(従事期間)が違いますが、一定の期間を得て、各看護師資格の認定試験にチャレンジします。試験に合格すれば、認定証が与えられて認定看護師として勤務することができます。

なお、認定看護師資格は一度取得すると永久にその資格を保持できるわけではなく、5年ごとの更新制度となっています。

認知症看護師としての収入はどれくらい?

勤務する病院によって、一般の看護師より高い収入を得る方もいれば、同じ収入と言う場合もあります。認知症看護師の場合は一般看護師との収入の差はさほどないのが現状です。

資格を活かせる職場と、どんな人に向いた仕事なのか?

認知症は、本人よりも周りが大変であると言われている症状です。患者さんご本人は自分のことがわかっていませんので、ある意味幸せかもしれません。しかし、患者さんのご家族や介護している方にとっては非常に重大な問題です。

このように、患者さんだけでなく患者さんを取り巻く環境も含めて看護やアドバイスができる方、前向きに考えることができる方に向いている仕事です。


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