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【認定看護師の仕事】摂食・嚥下障害看護師について

摂食・嚥下障害看護師とは?

加齢や、発達によって食事の際に摂食・嚥下障害を起こしてしまう方がおられます。このような方が過ごしておられる現場(介護施設、病院、高齢者施設等)では、専門的でより高度なケアができる看護師が求められています。

高齢者に多いのが、嚥下障害です。これは、食べ物がうまく飲み込めないなどの障害で、最悪の場合は嚥下障害により窒息死してしまうこともあります。摂食障害は、過食症や拒食症などの症状で、若い方にも多い病気です。

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、何らかの疾患や加齢に伴う身体・精神機能の低下などによって、摂食・嚥下機能(食べること・飲み込むこと)に障害をきたした患者さんに対し、安全で楽しい『食』を支援することが役割です。

摂食・嚥下障害看護師としての働き方と求人

個々の摂食・嚥下機能や障害の程度を評価し、口腔ケアを基本とした機能維持・向上のためのリハビリテーションの実施、食べやすい食事形態の検討や食事に適した姿勢の調整、栄養サポートチームの一員として栄養状態の把握や管理などを行うのが主な仕事です。また、摂食・嚥下障害患者の看護ケアに関する相談対応や指導、院内・外の研修を実施し、摂食・嚥下障害患者に対するスタッフの知識・技術の向上のために、活動しています。

摂食・嚥下障害看護師として仕事をしたいという方は、まずは資格を取得し、その後今お勤めの病院で摂食・嚥下障害看護師として勤務できるかどうか、この資格保持者の必要性があるかを確認しましょう。もし需要が無い場合は、摂食・嚥下障害認定看護師資格を保持している看護師を募集している病院に転職する必要があります。

求人の見つけ方はさまざまですが、看護師専用の転職サイト等に登録しておけば、認定看護師を求めている病院の採用情報を知ることができますので、登録しておくことをおススメします。

摂食・嚥下障害看護師資格を取るにはどうすればいいの?

摂食・嚥下障害看護師として従事するには、摂食・嚥下障害認定看護師資格を取得する必要があります。摂食・嚥下機能の評価および誤嚥性肺炎、窒息、栄養低下、脱水の予防、適切かつ安全な摂食・嚥下訓練の選択および実施を行う為の資格です。

摂食・嚥下障害看護師資格は、認定資格です。この資格を取得するには看護師資格を持っていることが条件です。認定資格によって、試験を受けることができるまでの期間(従事期間)が違いますが、一定の期間を得て、各看護師資格の認定試験にチャレンジします。試験に合格すれば、認定証が与えられて認定看護師として勤務することができます。

なお、認定看護師資格は一度取得すると永久にその資格を保持できるわけではなく、5年ごとの更新制度となっています。

摂食・嚥下障害看護師としての収入はどれくらい?

勤務する病院によって、一般の看護師より高い収入を得る方もいれば、同じ収入と言う場合もあります。入院患者を受け入れている病院では、必ず患者さんに食事が提供されますので、資格を持っていなくても看護師は食事支援を行います。しかし、資格を持っていることでこれらの障害をかかえている方の専門的なケアができます。

資格を活かせる職場と、どんな人に向いた仕事なのか?

摂食・嚥下障害看護は、さまざまな事情で「食事」を諦めてしまう患者様に寄りそう仕事です。食べることは生きることであると言われているように、人間にとって食べることは非常に重要なことです。食べられなくなってしまう原因はさまざまですが、とてもデリケートな事情であることもあります。

このような、多種多様なケースに臨機応変に対応できる方、コミュニケーションが得意な方、勉強熱心な方に向いている仕事であると言えるでしょう。


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